アイワン工法 特許取得

筋かい連結ボルト及び木造家屋の耐震補強工法

特許証

特許証

アイワン工法はアイワンボルト(筋かい連結ボルト)を使用した木造家屋の耐震工法であるという特許を取得しています。

アイワン特許番号

(54)【発明の名称】筋かい連結ボルト及び木造家屋の耐震補強工法
特許4542996

(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筋かいを張設するため木造家屋外周の所定位置に設けられた取付用孔にその外側から挿通し、前記取付用孔に挿通されたボルト本体の抜脱を前記木造家屋の外側からの操作により阻止できる抜け止め手段を前記ボルト本体に設けてなる筋かい連結ボルトであって、
前記抜け止め手段は、前記ボルト本体に軸着され該ボルト本体の中心軸線を含む面に沿って回動する抜け止め部材からなり、前記抜け止め部材の重心と前記軸着部との位置がずれており、前記抜け止め部材は、前記ボルト本体の中心軸線方向に沿って位置したとき軸着部を挟み該中心軸線方向から投影して該ボルト本体の横断面形状内に納まり、自然と回動して停止したときその上下両端が中心軸線方向から投影した前記木造家屋側の前記取付用孔の横断面形状から外側に食み出るようになっており、
前記ボルト本体に、前記ボルト本体を水平に配置しかつ抜け止め部材の回動面が鉛直になるようにしたとき前記抜け止め部材の重い側を支持する回転防止片を設け、前記回転防止片によって前記抜け止め部材を支持することにより該抜け止め部材が前記ボルト本体の中心軸線方向に沿って位置するようにしたことを特徴とする筋かい連結ボルト。

【請求項2】
請求項1の筋かい連結ボルトを使用した木造家屋の耐震補強工法であって、
前記木造家屋における梁と土台又は基礎とに該木造家屋の外側から取付用孔を貫設し、前記ボルト本体を水平に配置しかつ抜け止め部材の回動面が鉛直になるようにして軸着部を挟み前記抜け止め部材の重い側が前記回転防止片に支持された状態で前記木造家屋の外側から前記各取付用孔にそれぞれ前記筋かい連結ボルトのボルト本体を挿通し、前記抜け止め部材が前記取付用孔を通過してから前記ボルト本体をその中心軸線と直交する面内で180度回転させ、前記抜き止め部材を自然と回動させると共に前記ボルト本体と直交する位置で停止させて該ボルト本体の抜脱を阻止し、
この状態で、前記各ボルト本体に筋かいの端部を連結すると共に該ボルト本体にナットを螺締して前記梁と前記土台又は基礎との間に前記筋かいを張設するようにしたことを特徴とする木造家屋の耐震補強工法。

愛知建築地震災害軽減システム研究協議会

「評価書」愛知建築地震災害軽減システム研究協議会

「評価書」
愛知建築地震災害軽減システム
研究協議会

アイワン工法は「愛知建築地震災害軽減システム研究協議会」より耐震化戦略策定手法、低コスト高耐震化構法と認められています。


※※耐震補強工事は木造住宅の耐震性を高め、地震などの際に木造住宅の倒壊・破損を最小限に抑えることを目的とした工事です。
地震などの際に木造住宅が倒壊・破損しないことや、生命身体が守られることを保証するものではありません。